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仏事一口メモ
 葬儀に参列できないとき
  第64回 <2003年7月>
 訃報を知りながらも、やむを得ない事情で葬儀に参列できない場合があります。また、葬儀後に訃報を知ったということもありましょう。このような場合のお悔やみの伝え方について考えてみたいと思います。

 訃報の知らせを受けていたのであれば、弔電を打つことも香典を代理人に依頼することもできましょう。自分の言葉でお悔やみを伝えたい場合は、葬儀後すみやかに弔問にうかがうか、お悔やみの手紙を添えて香典を郵送する方法もあります。

 弔問にうかがう場合は、先方の都合を聞き、できるだけ早めにうかがうようにします。先方宅に着きましたら、御香資(香典)をご仏前に備え、香を焚き、合掌礼拝をします。お互いに時間が許すならば、故人との関係を振り返り、人生を語り合うことも大切なことです。それが適うならば意味のある弔問になりましょう。

 次に、お悔やみの手紙は故人の死を悼み残された家族をいたわる内容にするとよいでしょう。形式にとらわれることはありませんが、書くにあたっての留意点をあげてみます。@時節の挨拶を省略して主文から始める、A故人との思い出や関係を述べる、B参列できなかったお詫びを記す、C遺族への励ましと結びの言葉等、となりましょう。

 文案を紹介します。

「○○様のご逝去を知り、心からお悔やみ申し上げます。○○様は……(故人との思い出や関係を述べる)。すぐにでもお悔やみにうかがうべきところですが、……(理由)のため、それもかないません。後日、改めてお参りに寄せていただきますので、お許しください。同封のもの、ささやかではございますが、ご仏前にお備えください。 合掌」

 親族の場合は、訃報の知らせを受けた後、できるだけ早い段階でお悔やみと、参列できない旨のお詫びを喪主に伝えるべきでしょう。生花やお供物を備える場合もあるでしょうから、親族同士の打ち合わせも必要です。

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