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仏事一口メモ
 葬儀に参る(四)
  第63回 <2003年5月>
 葬儀は、おおむね次のような順で進められます。
  1. 遺族・親族・参列者着座
  2. 導師(住職)入場
  3. 開式の辞・総礼
  4. 勤行
  5. 総礼・閉式の辞
  6. 導師退場
 (4)の勤行のときに弔辞(63号参照)や焼香(62号参照)があります。
導師が退場されますと、遺族・親族・近親者はお別れの対面をします。故人を偲びつつ、静かに合掌しお念仏を申します。

 対面が終わりますと、棺のふたを閉めます。その際、釘打ちの儀式と称する行為を見受けますが、浄土真宗では行いません(後述)。

 出棺に際し、喪主もしくは遺族代表の会葬御礼の挨拶があります。静かに拝聴しましょう。挨拶が終わりますと、遺族・親族は、棺を乗せた霊柩車を先頭に、それぞれ車に分乗して火葬場に向かいます。友人・知人の方で同行を希望される方は、事前に申し出ておくべきでしょう。

 なお、会葬御礼を拝聴し、出棺の見送りが終わりますと、一般会葬者は解散になります。

《釘打ちについて》
棺のふたの釘を近親者が石で順番に叩く行為。一説には、死者への未練を断ち、死霊を封じ込める意味があるといわれています。浄土真宗は霊魂不説の教えであり、死者を忌み嫌い封じ込めるような考え方をしません。私たちは、亡き人を仏の教えに導いてくださる諸仏といただきます。ですから、釘打ちは必要ないのです。


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