葬儀は、おおむね次のような順で進められます。
- 遺族・親族・参列者着座
- 導師(住職)入場
- 開式の辞・総礼
- 勤行
- 総礼・閉式の辞
- 導師退場
(4)の勤行のときに弔辞(63号参照)や焼香(62号参照)があります。
導師が退場されますと、遺族・親族・近親者はお別れの対面をします。故人を偲びつつ、静かに合掌しお念仏を申します。
対面が終わりますと、棺のふたを閉めます。その際、釘打ちの儀式と称する行為を見受けますが、浄土真宗では行いません(後述)。
出棺に際し、喪主もしくは遺族代表の会葬御礼の挨拶があります。静かに拝聴しましょう。挨拶が終わりますと、遺族・親族は、棺を乗せた霊柩車を先頭に、それぞれ車に分乗して火葬場に向かいます。友人・知人の方で同行を希望される方は、事前に申し出ておくべきでしょう。
なお、会葬御礼を拝聴し、出棺の見送りが終わりますと、一般会葬者は解散になります。
《釘打ちについて》
棺のふたの釘を近親者が石で順番に叩く行為。一説には、死者への未練を断ち、死霊を封じ込める意味があるといわれています。浄土真宗は霊魂不説の教えであり、死者を忌み嫌い封じ込めるような考え方をしません。私たちは、亡き人を仏の教えに導いてくださる諸仏といただきます。ですから、釘打ちは必要ないのです。
