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仏事一口メモ
 葬儀に参る(3)
  第64回 <2003年7月>
 葬儀に参列して気をつけたいのが、お悔やみの言葉です。「死」に対する考え方が宗教により異なりますし、同じ仏教でも宗旨・宗派によって違いますから、当然信仰の持ち方でお悔やみの言葉が変わることにもなります。しかし現実には、曖昧なまま使われている場合が多いように思います。

 私たち浄土真宗では「死」をどうとらえ、亡き人をどういただいていくのかをよく考え、言葉遣いに注意を払いたいものです。

 さて、一般的なお悔やみの言葉をあげてみましょう。

 「このたびは、誠にご愁傷さまでございます。心からお悔やみ申し上げます」

 「このたびの突然のご逝去、あまりのことで何と申し上げてよいかわかりませんが、心からお悔やみ申し上げます」

等が考えられます。お悔やみは基本的に言葉を少なくし、声も抑えて述べるようにします。逆に聞き取りにくかったり、途切れがちになるのも失礼にあたります。

 また、過剰に取り乱したりしますと、かえってご遺族を困らせることにもなりますので、気をつけたいものです。ご遺族の気持ちや式の流れを 慮 り、慎み深く挨拶するよう心がけましょう。

次に、弔電の文案も記します。

「ご逝去を悼み、慎んでお悔やみ申し上げます」

「○○さまのご逝去の報に接し、心から哀悼の意を表します」

 よく耳にする「ご冥福をお祈りします」や「安らかにお眠りください」等は、浄土真宗に合わない言葉になります。「浄土真宗にあう言葉とあわない言葉」(一覧表)を参照しつつ、アレンジされるとよいでしょう。

 教えにあう言葉  あわない言葉
 ・浄土
 ・彼の土
 ・西方浄土
 ・極楽浄土
 ・草葉のかげから
 ・黄泉の国
 ・天国
 ・冥土
 ・浄土へ還る
 ・往生する
 ・冥土に旅立つ
 ・天国に昇る
 ・安らかに眠る
 ・神のもとに召される
 ・永眠する
 ・しのんで念仏する
 ・悼む
 ・悔やむ
 ・冥福を祈る
 ・霊をなぐさめる
 ・浄土へ還った方
 ・成仏した方
 ・地下の故人
 ・霊
 ・御霊(みたま)

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