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仏事一口メモ
 とり急ぎの弔問
  第60回 <2002年11月>

 今回から、弔問 (ちょうもん)・会葬 (かいそう)の心得についてお話しします。

 まず、危篤 (きとく)の知らせを受けたときは、すぐに駆けつけるようにします。危篤を知らされるということは、最後に一目でも会わせてあげたいという家族の願いです。一刻も早く駆けつける努力が大切です。

 服装は平服でかまいません。もし、遠方の場合は、万一のことを考え、喪服の準備も必要でしょう。ただし、家族の気持ちを考慮して、気づかれないように配慮します。

 次に、訃報 (ふほう)を受けて弔問するときは、亡くなった人が近親者や親戚、友人や知人、会社関係者で対応が異なります。

 近親者や親戚の場合は、すぐに駆けつけ、お悔やみを述べ、そして、世話役や家の中の整理、接待等の手伝いをするつもりで出かけます。服装は平服でかまいませんが、派手な服装はさけます。

 友人・知人の場合も、急ぎ弔問に駆けつけます。服装は平服でかまいません。とくに親密な交際でない場合は、お悔やみを述べて、改めて通夜、葬儀に参列します。

 会社関係の場合は、会社の方針があればそれに従うことになりますが、個人的にお手伝いしたい場合は会社にその旨を伝えておくべきでしょう。

 隣近所の場合は、親しく近所づきあいをしていたときは、すぐに弔問に出かけ、手伝いを申し出ます。また、町内会でとりもつ場合は、それに従うようにします。

 訃報を受けての取り急ぎの弔問のときは、とくに香典・供物はいりませんが、数珠を忘れずに持参しましょう。焼香の準備が整っている場合には焼香します。

 遺族から故人との対面を請われた場合には、その意 (こころ)をくみ、つつしんで対面(イラスト参照)させていただきます。


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