広報紙『サンガ』
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仏事一口メモ
 年忌法要
  第49回 <2001年1月>

 親戚もいない東京で、家族の者が亡くなりましたという想定で、本欄は始まりました。ですから、葬儀、中陰(ちゅういん)、納骨、お墓、お内仏(仏壇)と、話を進めてきたわけです。今回からは「法事」です。

 葬儀後、四十九日法要が終わりますと、とりあえずは、ひと段落というところです。しかし、人の出入りが少なくなる反面、頼りの人が亡くなる空しさ・悲しみはいよいよ感ぜられてくることでしょう。

 そのときこそ、わが身を振り返り、生きる意味をたずねていただきたいと思います。お内仏のお給仕やお勤めはもちろん、寺の諸行事(聞法会(もんぽうかい))への参加もお勧めします。日ごろの仏法聴聞ぶっぽうちょうもんの生活が、「生きる意味」を見いだしてくれるからです。

百カ日
亡くなられた日をいれて百日目
一周忌
亡くなられて1年目
三回忌
亡くなられて2年目
七回忌
亡くなられて6年目
十三回忌
亡くなられて12年目
十七回忌
亡くなられて16年目
二十五回忌
亡くなられて24年目
三十三回忌
亡くなられて32年目
五十回忌
亡くなられて49年目
*五十回忌以後は、50年毎に勤める。


 さて、平日のお参りとは別に年忌法要ねんきほうよう(法事)があることを覚えておきたいものです。真宗大谷派の年忌法要は、百カ日、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十五回忌、三十三回忌、五十回忌となります。五十回忌以後は五十年毎に勤めます。

 ただし、地域によっては二十年以後、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、三十七回忌というようにお勤めするところもあるようです。

 年忌法要の数え方は、亡くなられた日をいれて百日目が百カ日、一周忌は亡くなられて一年目の祥月命日(しょうつきめいにち)、三回忌以後は亡くなられた年を一に数えて「数え」で計算します。つまり、まる二年が三回忌、まる六年が七回忌、まる十二年が十三回忌、まる十六年が十七回忌、まる二十四年が二十五回忌、まる三十二年が三十三回忌、まる四十九年が五十回忌となります。

 数え方の由来には諸説があり、明確にはわかりません。仏教にそった説というよりも、中国の暦や儀礼からきているようです。大切なことは、年忌という一つの節目をとおして、その場が仏縁になるかどうかでしょう。

 四十九日法要の次は百カ日法要です。百日という一つの期間を経て、亡くなっていかれた方から何を学ばれましたか。わが身を振り返る日にしていただきたいと思います。


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